くじらをたべよう

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くじらのあいてむ

鯨神

このサイトではとにかく鯨やイルカに関することを、可能なかぎり扱っていこうと思っていますので、時には映画の話も出してみようと思います。
今回の話題は「鯨神(くじらがみ)」という映画の話です。

アイキャッチの画像は角川書店「鯨神オフィシャルサイト」より借用

1962年に製作されたこの映画ですが、原作は、ご存じの方も多いと思いますが、あの宇能鴻一郎ということで、恐らく驚かれる方も多いと思います。
宇能鴻一郎というと、アチラの方の作風(詳しくは書きません)が有名ですが、この「鯨神」は、もうその作風が全く感じられないようなハードな男の世界が描かれており、ある意味、日本版の「白鯨」といった内容ではないかと思います。
……と、書いていますが、実際には僕もまだDVDを見ていませんし、原作の方も読んでいません。
レンタルビデオ店と図書館を回ってみたのですが、どちらにもなかったわけです。
でも、Amazonをチェックしたら、とりあえず在庫があるようなので、いつかは見てみたいと思います。

個人的に興味が有るのは、どうやら捕鯨に関する部分が、古式捕鯨の網取式捕鯨だと思われること。
古式捕鯨はやはり危険な漁ですから、怪我をしたり、溺れ死んだり、まさに命がけの漁でした。
そういったシーンがどの様に映しだされているかが、とても気になります。

最近では南氷洋や近代の捕鯨だけを取り出して「捕鯨は日本の文化ではない」と、訳知り顔で語る人も時々いますが、その前には数百年の古式捕鯨の時代があり、更にその昔にも様々な捕鯨の姿があったことは紛れもない事実です。
それを知る一つの資料になるのではないかと思った次第です。