今日はじめて知ったのですが、調査捕鯨を食べてサポートするという、「鯨友の会」という新しい会が始まったそうで、現在会員募集中とのことです。
この「鯨友の会」という名前は、恐らく初めて聞いた人が多いのではないかと思います。
僕もTwitterで今日(というかつい先程)知りました。
ですから、つい最近できたのではないかと思います。
告知ページによりますと、
この度、財団法人日本鯨類研究所では、鯨類資源の保護と持続的利用を推進する当研究所の活動に賛同し、併せて、我が国の伝統文化の一つとしての鯨食文化を維持し、継承するため、調査副産物としての鯨肉の消費に貢献することと会員相互の親睦を図ることを目的として、『鯨友の会』を発足させることとなりました。
おいしい鯨を食べて「鯨食文化普及」を図ろうとの観点から、また、鯨肉は、低カロリー、低脂肪、高蛋白の健康食品であり、鯨肉にはアミノ酸物質「バレニン」という疲労回復効果もあり、鯨肉の良さを改めて見直して戴きたいと思います。
なかなか近所で鯨肉が手に入らないという方も、市価よりも格安な調査副産物の鯨加工品のお届けのこの機会を利用してご入会いただければ幸いです。
……とのことです。
確かに最近では、インターネットで注文すれば鯨肉は手に入りますが、かと言って近所のスーパーで気軽に買えるものでもないのが実情です。
一部のスーパーでは手に入る頻度は高いそうですが、某環境保護団体がアンケートという名で圧力をかけたりすることもありまして、鯨肉を取り扱うお店は少なくなりました。
そこで、今回の様な機会を利用して、鯨の肉の味を試してみるのもいいかも知れません。
「鯨友の会」に入会すると、特典として鯨肉加工食品のセット(三種類から選択)が送られてきます。
Aセットは、鯨が好きな人なら誰もが一度は食べたいと思う尾肉と赤身肉、湯かけ鯨。
Bセットは昨日紹介しました鯨カレーに鯨シチュー、鯨ソーセージに鯨の大和煮の缶詰。
Cセットは、皮須ベーコンと赤身肉、鯨のカツに鯨の竜田揚げ、そしてさえずりベーコン。
この三つのセットから選ぶわけですが、年会費5,000円のコースは12月に1セット、年会費10,000円のコースは12月と来年の6月に1セットずつの計2セット届きます(別々に選べます)。
仮にBセットで考えてみると、鯨カレーは一つ500円ですから、4パックで2,000円、鯨シチューも恐らく同じくらいの値段でしょうから、多分2,000円位はするでしょう。
ソーセージと鯨の大和煮の缶詰で1000円以上するでしょうから、お得なセットではないかと思います。
ちなみに、9月末までに入会された方の中から抽選で100名様に、記念品(鯨缶詰3個セット)がプレゼントされるそうですので、入会手続はお早めに。
主催しているのは、「財団法人日本鯨類研究所」という捕鯨の調査や研究を行っている団体で、調査捕鯨の科学調査なども行っています(実際の操業は共同船舶株式会社が行っています)。
調査捕鯨は調査で発生した副産物の売上によって、予算の大半をまかなっています。
最近では南極海での話題ばかりが先行してしまって、鯨を食べることについて話されることが、少なくなった気がします。
折しも本日、シー・シェパードのスティーブ・アーウィン号が英国に拿捕されました。
これはとてもいい機会だと思います。
皆さんも、一度、鯨の肉を味わってみませんか?