くじらをたべよう

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畠尻湾。
ばんがいへん

太地町に行ってきた(1)

畠尻湾。
畠尻湾。とてもきれいなところでした。

2012年の2月25日と26日、僕は和歌山県の太地町にお邪魔しました。
とても綺麗な風景と、美味しい海の幸を満喫して参りました。

今回から何回かに分けて、僕が行ってきた太地町の話を書きたいと思います。
で、今回はまあざっくりと太地町についてお話したいと思います。


より大きな地図で 太地町観光マップ を表示

上の地図をごらんいただくと、なんとなくわかっていただけるかもしれませんが、太地町というところは、和歌山県東牟婁郡という、紀伊半島の南の端にある場所の、さらに端っこのほうにある小さな町です。
名古屋から特急で行っても3時間以上かかりますので、交通の便はあまりよくないのですが、とても風光明媚という言葉がぴったりの場所で、海の幸の美味しい場所だったりします。
そして、この場所は、おそらく日本で一番長く捕鯨を行っていたであろう場所だったりします。
現在でも、小型沿岸捕鯨船が太地港に係留されていますし、最近では第一京丸という古い捕鯨船がやってきていて、おそらく近々内部も公開されることでしょう。

また、町の中には鯨やイルカの形をしたものがたくさんあって、中でも鯨の形をした巨大なモニュメントは、観光に訪れた人の記憶にもきっと残ることでしょう。
町を象徴する施設として有名なのが、町立くじらの博物館。
博物館には展示品も貴重なものが多く、生体提示されているイルカや鯨のショーもあり、イルカや鯨の生態から捕鯨についてまで、幅広く知ることができる、おそらく国内で唯一の施設です。
町のあちこちには、その昔、この町が捕鯨で栄えていたことを物語る場所がたくさんあり、そういった史跡をめぐることも、この町の歩き方のひとつといえるでしょう。

上の写真は、「くじら浜海水浴場前」のバス停がある畠尻湾の風景です。
この風景を見るのが、ひとつの目的でありました。
この場所が、世界の注目を集めているわけですが、見た感じでは、そんなこととは無縁の場所のようにも思えます。
まあ、厄介ごとと風景は関係ないわけなのですが、それくらい騒動とは無縁の、静かでいいところだというのは確かです。
今回は、ざっくりとお話しましたが、次はその旅行の顛末というか、そんなものについて書いてみたいと思います。

そういえば、僕が太地町から帰ってきた翌日に、こんなニュースが飛び込んできました。
いつでも会える、一緒に泳げる「クジラ牧場」
ぜひ実現させて、より多くの人に太地長に来ていただけるようになってほしいと思います。