太地町は眺めのいい場所も多いです。そして、そういった場所は、捕鯨につながっていることも多いようです。
この場所は、まあ、恐らく多くの人が知っていると思いますが、梶取崎のくじら供養碑です。

供養碑のユーモラスなセミクジラの形は、多くの人がご存知かと思いますが、その近くにある碑文については、恐らくご存じない方もいるでしょう。
もし読むことが出来れば、一度読んでみて下さい。
海を血に染め、僕らの祖先の腹を満たした鯨の鎮魂を祈った、この地の人達の気持ち、伝わるでしょうか……?

梶取崎の灯台の、一番上には鯨がいるそうです。
ほんとうに小さく写っているんですけど、わかりますか?

梶取崎からの風景は、とても綺麗でした。
太地町にきたときは、忘れずに見たい風景の一つです。

太地町の公園の様々なところに、こういった銘板があります。
街中が博物館のようですね。

燈明崎に行くと、ちょっと迷うかも知れません。
駐車場から、燈明崎の灯台までは、若干歩くことになります。
時間があるときは、この遊歩道を歩いてみてもいいかも知れません。
多分、気分いいと思いますよ。


復元された行灯型の灯台。
ここから見えていた風景はと言いますと……。

燈明崎から海を見渡すと、まあこんな感じになります。
400年くらい前が、ここからこの海を見続けていた人がいて、鯨を見つけて、それを狩るために海に漕ぎ出す人がいて、浜には賑わいがあって……。
そんな風景が、少しだけ頭の中に浮かびました。