くじらをたべよう

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This article was written on 29 6月 2011, and is filled under くじらのおりょうり.

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決してビーフジャーキーではない

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決してビーフジャーキーではないくじらをたべよう

この一見ビーフジャーキーのような物体は、タイトルで既に否定していますがビーフジャーキーではありません。
じゃあ、一体なんなのかといいますと……、まあ、クジラの干物なんですよね。

アイキャッチの画像は「太地町漁協スーパー」から借用。

クジラの干物といっても、南極海で捕獲しているミンクや、アイスランド産のナガスクジラではなく、千葉県南房総市のツチクジラでもありません。
これは、和歌山県の太地町というところで、昔から食べられているゴンドウクジラという小型のハクジラの干物です。
食べ方はといいますと、薄くスライスして、フライパンなどで弱火で炙ります(干物自体に脂がのっているので油を引かなくてもいいです)。
火の通りが分かりにくいのが難点ですが、火が通ってくると表面に照りが出てきますので、それを目安にするといいと思います。
その見掛けと焼きあがったときの香りどんな味から、ちょっと食べることに抵抗がある人もいるかもしれません。
これにマヨネーズに一味を振って、それをつけて食べます(他にも食べ方はありそうですが)。
味はといいますと、とても癖が強くてワイルドな、野生の味。しかも、非常に固いんですね。
僕も最初の一口を食べたときは「なんじゃこりゃっ!!!!!」って思いました。
まず、最初はしょっぱいんです。元々塩で揉んでから、塩を落として干すわけですから、しょっぱいのは当然ですね。
で、顎がどうかなりそうなくらいに固いんですよ。それに筋も多いです。
でも、その、固い干物をガシガシと噛んでいると、本来のゴンドウクジラの味がしてきます。
ハクジラ特有の獣の肉の味とでもいいましょうか。とてもクセがありますが、味わい深いんですね。
僕が買ったときは、三切れ入っていて、その最後の一切れを食べるころには、「これは焼酎に合うな!」って思いました。
現地の人は、これでお茶漬けを食べるそうですが、次に購入したときは是非試してみたいです。

ゴンドの干物を実際に食べてみた。

ゴンドの干物を実際に食べてみた。

画像の右上の黒い物体がゴンドウクジラの干物です。照明の加減でこんな感じですけど、本当の色合いは……、あんまり変わんないかなぁ?
太地町の漁協スーパーでも「写真では美味しく見えない(実物も?)せいか、ネットでは売れにくい」何て書いてありますけど、実際に食べてみると、最初はややこしい奴だと思っても付き合っていくとなかなかいい奴だったりして、気がつくと十年来の腐れ縁の友人になってたりするような、そんな食べ物かもしれません。
少なくとも、僕にはそんなふうに感じました

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